Wednesday, 29 June 2011

Tuesday, 28 June 2011

動画

http://www.youtube.com/user/satomiki8?feature=mhee#g/u


ちょっと仮置き

2回目の野田村行き 2

ギリギリに戻り、えぼし荘体操2回目。
昨日より沢山の人達が参加〜。

昨日やって良かったよ、と、言ってくれて再び参加してくださっている方々は、お風呂セット持参。
隣が大浴場なので、ストレッチして汗かいてから温泉♪というコースを設定。
完璧です。(笑)

社会教育事業団(?)の松川さんという女性からのメッセージが受付に。
毎週金曜日午後、避難所内集会所でのびのび体操とセラバンド筋トレ、栄養相談、健康相談などをこれから行うとのこと。
ぜひ、そこでも、ダンサーによる体操をっ!と話しを進めていて、今回、何処かで会えないでしょうか?と思っていたところ。
松川さんもえぼし荘まで、来てくれていたらしいのですが、残念ながら、すれ違いに。
でも、受講者の声を聞き、ぜひ、今後、避難所内集会所でもやってくださいとの話になりました!

床+立の運動を40分とちょっと。
で、最後に、足首でマル〜、膝でマル〜、腰でマル〜、肘でマル〜、手首でマル〜、頭でマル〜って、やっていたら、まったけさんが盆踊りみたいだなっって言うので、じゃ、盆踊りしましょうかっ!ナニャドラヤ教えて下さいっ!って振ってみたら、皆様踊る踊る。
男性が一人、手ぬぐい頭にまいて、なんとか踊りを披露するも、女性陣が一気に円になって踊り始めるっ。
流し踊りじゃん〜って、男性はちょっとツマラナソウ。
女性は太鼓が必要!っといいつつ、お盆のウラをたたきながら、でも、踊る踊る。
20代の女性は知らないらしい。
40代以上の方々は皆様御存知だった。
今年は夏祭りもきっとできなからね・・・・と、さみしそう。

太鼓もお祭り道具も流されちゃったんだよね。


終了後、夕ごはんを頂き、まったけさんにチュウハイをご馳走になる。
ロビーで歓談。
ここで女性と飲むのはじめてだよぉ〜っと、ちょっと嬉しそう。(笑)
震災時の写真などを拝見。

今欲しい物は草刈機。
これから余計に必要なもの。

漁師の朝は早く、船はなくても、漁師の生活。
朝から草むしりしたり、家を見に行ったり、海を掃除したり、結構忙しいらしい。

まったけさんの日本語はあまり訛りもなく、聞き取りやすいな、と、思っていたら、高円寺に住んでいたこともあるらしい。
大工だったんだって!
野田村に婿に来たんだって!
そっか!
で、納得。
この村に生まれ育ったとは思えなかったんだ。
このセルフ・プロデュース能力。
ブログの書き方。


お風呂は2種類あって、男性/女性が日替わりになっている。
温泉浸かっておやすみなさい~


翌日(3日目)は、北リアスの現地事務所開設準備室OPEN式典に参加。
野田村内で迷子にならないように、八戸高専の河村先生、京都大学の永田先生と野田駅で待ち合わせ。
二人に会う前に、写真を撮りに線路を歩いていると(電車は動いていないと思っていた)ホームにいたおじいさんが、そろそろ電車くるよーっと、教えてくれる。
えっ!電車うごいているの?
だって野田の海岸沿いは、流されちゃって線路ないんだヨォー
流された方向とは逆側、久慈という隣街と野田村間、1駅ぶんだけ、1日にホンの数本動いているらしい。
利用客は2人とか、だけど。。。。
悪循環のサンプルだな。
本数が少なすぎて、使いにくい。使わない。赤字路線。余計本数が減る。余計に使わない。
でも、久慈の街は村よりかなり大きいので、必要な人もいるだろうに、ね。
可愛い電車をパチリ。

八戸高専の河村先生、京都大学の永田先生と、他にも函館高専の先生たちと合流。
駅でお弁当などを購入。
ついでに、雑穀類も購入。
またやってしまった、食材の買出しw


北リアスとは・・・は、前に書いたよね。
野田村名士と思われる、貫牛利一さん宅敷地内にプレハブの小屋を。
ここは、村の中でも大きい仮設住宅が集まっている中学校裏へ徒歩5分、という立地。

式典。取材もきている様子。
翌日の地方新聞にでる。

午後は、中学校仮設横で、お好み焼き&たこ焼きを振舞い、フリーマケット開催。
お好み焼き&たこ焼きには、すごい行列が出来てるっ!
準備も万端とは言えずで遅いっっていうのは、あるけど。でも、みんな、並ぶのに慣れてしまっているのだろうな。
折角たくさんの人が集まっているから、立って並びながらできるストレッチでも?ともおもうが、午後の日差しがとても強く、直射日光を浴びているところでは、ちょっと、あまり、よろしくない。
先週の6度とはうって変わって、20度超え。

本日の野外はパス。

そう、なぜちょっとでもストレッチとかって思ったかというと、どうも、えぼし荘体操が噂になっているらしい(笑)
この昼間に行われる村役場エリアイベントや何かと情報が混ざり、昼間どっかでやるんでしょー、行くよ〜って、言ってくれた人が・・・ 何のことだ???と、私たち。(笑)

小さな村ですから、クチコミは早いっす。

フリーマケットでは、お野菜や乾物、食品、衣類、ストーブ、寝袋、ナドナド。
膝掛けなどの布物も人気。

しかし、皆さん、よく並びます。
1時間平気で並ぶ。
そういう環境になってしまっているのだろうな。

すこし話した男性のことば。
もうワシは作業ズボンが2本もあれば、大丈夫だけど、仮設に沢山の物を積み上げている人もいる。
そんなに使わないだろうに、と、いう人も。
でも、本当に、何にもなくなっちゃってね。

一人暮らしのお年寄り達が、引き篭もらないように、少しでも、出てきて、話す環境をつくっていかないと。
今の仮設住宅は、対話をしにくい構造のようにしか見えない。
ご近所ネットワークが大事なのに。

ものは集まっていると言われているけど、大根1本に並ぶ主婦たち。
生活は甘くない。

仕事はなくなってしまった人が大半の中、光熱費も食費もかかるのだから、大変だろうに。

そして、仮設の周りでは、犬が繋がれている。
家の中では飼えず、で、近くに繋いでいるのね。


生活を垣間見て、片付けの目処がたったところで、失礼する。
皆様はこのあと、久慈で打上げというか、宴席を設けているらしいが、私達にはえぼし荘が待っているっ!
それに、その前に、苫屋さんに行かなくてはっ!


で、苫屋さんに向かう。
今日はやっていて良かったー。
素晴らしい店内。
美味しい自家焙煎のコーヒーとお手製ケーキを頂く。
お話をすると、奥様の久美子さんは、本日の中学校裏仮設でハンドマッサージをしていらしたらしい。
気がつかなかったわ!

仮設での生活をどう支えていくか、村でのネットワークづくりを考えている一人で、仮設内にある唯一の集会所で月曜日午後にアクセサリー作りやハーブティーづくりを計画中とのこと。
久美子さんとやりとりを頻繁にして情報交換したいところだけど、なにしろInternetどころか電話もない。。。
お手紙です。
野田村復興祭りのこと、その発起人の人たちの話を聞く。
東京在住らしいので、帰京後、話をしてみることに。
(その人は、苫屋さんに宿泊とのことでしたが、会えなかった。)

話が盛り上がりすぎ。
慌ててえぼし荘に戻る。

ストレッチ3日目。

みなさま、お疲れ様です。
急に3日も連続で、カラダ、大丈夫ですか?(笑)
あまり急に連続するのも、どうかしら? と、思いつつ。。。
3日目は少し軽めに。
昨日が大変だったかな。

終わってからも、話込んでしまいました。
早く夕食を食べてくださいーーって、スタッフからの視線を感じ、話を切り上げ、夕食へ。
ロビーでまったけさんにビールをご馳走になる。

私のmacいいなぁ〜って。
それ、置いていっても良いよって。(苦笑)
パソコンも欲しいんだよね。みんな。
流されちゃったんだもんね。

これはあげられないけど、探してみるよ、と、約束。

写真展用のスチレンボードも送るよ、と、約束。

翌朝、最後の挨拶して、帰るからね、と、約束。


お寝坊さんの私たちが朝御飯を食べていると、一仕事を終えたまったけさんが、帰る前に、船を見せてくれると。
1艘だけ残った船。

そういえば、3人で撮った写真がなかったね、とパチリ。

孵化場やその周りを見学し、バイバイ。

また来るからね。


野田村内、役場近く、写真室を見る。
ココでばったり、永田さんと、南風堂の人に会う。ボランティア作業中だった。
この記事は、初回野田村に来る前に読んでいた。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110525/dst11052507500004-n1.htm
ココに書かれている浅田政志さんの友人が、南風堂の彼女とのこと。
海水に浸かってしまった写真は、すぐに処置しないとどんどん劣化してしまう。
カビも生えてしまうし。
写真再生のボランティア。

作業ズボン姿のおばあさまが写真を届けに来てくれる。
その場で洗う。

また夜にね、と、言って別れる。

先に八戸に戻るよ。


八戸の大物に会い、弁スタ見学。
駅でお茶して、旅のお供だった神前さんとおわかれ。

温泉付きのスーパーホテル、温泉は狭いけど(男性用のほうが広いらしい)快適。
枕が選べるのがスーパー。

はっちに寄って、ちょっとお話。見学。
codomo hacchi!
ホント、ココ好き。 ハッチでタレル!(笑)


一足早く、南風堂に向かおうとハッチを出たところで河村先生に遭遇。
南風堂で飲みながら話す。
後から、渡邉さん、大澤さん、弁さん合流。
そのまた後から、かぐや姫ならぬ、がくや姫のライブに行かれていた面々が合流。
八戸には、この、なんちゃってバンドが多数あるらしい・・・

後から合流メンバーは数が多すぎて覚えていませんっ!
渥美先生、矢守さん、永田さん、、、、、



12時頃かな、お店でる。

先日の朝4時半まで飲んでいたお店に顔出す。
急に睡魔に襲われる。


スーパーホテルで爆睡。
朝から温泉。

先日と同じ、朝10時の新幹線に飛び乗り、再び、盛岡。
80歳のストレッチ(笑)


ジャージャー麺。
え〜、うどんジャン・・・・って一人ココロで叫び、帰京。

Friday, 24 June 2011

2回目の野田村行き 1

二回目の野田村行き。

東京駅でJCDN神前さんと待ち合わせ、八戸へ。
八戸駅でレンタカーを借りて、直接野田村へ。

夕方6時過ぎにえぼし荘に到着。
ココは避難所ともなっているトコロ。
多いときは100人超える人達が生活していたらしいけど、現在は20人位に。
まったけさんと再会。

よる、大広間にてストレッチ体操開催!

10人位の方々に参加していただく。
40分ほどカラダホグシ体操を。
気持ちがいい~とナカナカ好評の模様。
みなさんいい顔している。

ここは、避難所とはいえ、国民宿舎なので、一家族で一部屋を使っているので、体育館にお住まいの方々よりも居心地は良さそうです。
温泉もあるし♪


体操の後に、少しお喋りし、夕食を頂く。
私たちもココに宿泊。

ロビーでまったけさんと話していると、子供二人を連れた若い夫婦が登場。
流れで、ロビーでもストレッチ大会開始!
受付の女性(先日会っている南川さん)も、カウンター越しに参加。
お風呂に入りに来ていた、中学校近くの避難所にいる方も、村にフツウにお住まいの方も一緒に参加。

一緒にいるから出来ること、って、沢山あるな、と思う。


よしっ!明日はもっと人呼ぶぞ、と、まったけさん。
ありがとうー


翌日は朝から宮古へ。
野田村から車で1時間半ぐらいかな。
途中、ものすごい光景を目にする。変な言い方だけど、ウェブで見る写真と同じ。
それが一箇所ではなく、続いている。
本当に続いている。。。 こんな状態が500kmとか800kmとか続いているかとおもうと、被害の大きさが尋常ではないことを痛感する。

下記に色々上げてみた。
http://www.youtube.com/user/satomiki8?feature=mhum#p/a


宮古の駅前喫茶店で魁文舎の花光さん、松本さん、京都から来ていたセレノグラフィカのお二方、今回記録として同行されていたタキシマさんと合流。
なんというレトロな喫茶店。
おじい様経営の素敵な喫茶店。


この日の避難所は難関、ということで、花光さんからHELP!を頂き、合流することに。
行ってみると、そこは大きなアリーナ。
いくつもの体育館がある。
つまり、それだけたくさんの人々が生活をしている。

皆さんの住んでいるところでストレッチを開催できそうだったら、同時に何箇所かで行うので、その為に講師が何人かいるとベターという判断らしい。

でも、実際には、食堂の横に集まってもらうことに。

各部屋を周り、声をかけ、食堂横に来ていただく。
でも、もう、体育館に残っている人は、とても少ない。
いても、うごきたくないから、でかけたくないから、残っている・・・そんな人達が殆だった。


そんななか、スタッフ含め10数人が体育館に集まる。
セレノのすみじさんの指導のもと、皆さん、円になって、ストレッチ・マットに座る。マット、用意してくれていたんだね。
45分位、体操を。私たちはアシストに入る。
自然の流れで。

いい内容。関西ならではのボケ、ツッコミもあり、皆さん楽しそう。
うん。人のクラス見ると、ほんと勉強になるわ。
よい機会をありがとう。

最後に私が話しをして参加してくれた男性のスタッフから、相談をされる。
彼は青森から派遣されているスタッフ。
かなり個人的なことだけれども、お嬢様に障害があり、車椅子での生活とのこと。
その施設のようなところで、年に1回、文化祭のようなイベントを開催してるとのこと。
その時に、ダンスのようなことをみんなでできないかな?と、思ったらしい。
こうやって、少しづつでも、ダンスが社会とコミットしていくのはとても大事なこと。
宮古での、いい出会いをありがとう。

終わった後、向かいのショッピングモール内、ケンタッキーでお茶をする。


このショッピングモールには、物がフツウに溢れ、皆さんフツウに買い物に来ている。
あたりまえだけど、日常に戻っている人は、完全に戻っている。
でも、その一方で、仕事もなく体育館で生活をしている人たちもいる。

体育館から出勤する人もあれば、家は無事で生活できるけど、仕事がなくなった人もいる。

震災復興フェアと題された一角には、お仏壇が並んでいた。
それが現実だよな。

この企画、ダンスアーティストが現地に入る場合、先が、よめない。
先日の私が野田村で行ったイベントもそうだけど、その場で判断し、内容をアレンジしていく。
経験値がないと厳しい。自分もそんなにエライことはできないけど、年とっている分だけ、状況を見ることは出来る。
いわゆるワークショップのように、参加したくて参加しているというより、何だか知らないけど、付き合うか・・・って、いうモチベーションをどう乗せていくか。けっして簡単ではない。そして参加した人たちが笑顔で帰ることが出来るような内容を。
私にとっては、母の付き合いで行く老人福祉施設より、平均年齢がかなり若いので(笑)楽しいいけど。

そんなこんなで、お昼食べたりして、皆様と別れ、私たちは野田村へ向かう前に、しばし宮古近辺の観光を。

港に行き、崩壊している家々、建物を通過し、浄土ヶ浜まで。
途中通過のホテルも避難所になっていると思われる。(洗濯物が干してあった)

観光センターの先、車両通行禁止のトコロにも通してもらう。
女性二人、京都からです〜、東京からです〜 は、強い。(笑)

管理のひとにも、どうなっているかわからないから、気をつけるんだよ、と、言われ、奥浄土ヶ浜まで。
絶景ポイント。小沼、大沼、浄土ヶ島、、、、
でも、その対岸は鉄の柵は曲がって海に落ち、アスファルトは捲れ、剥がされ、、、、

ここのレストハウスは昨年10月に改装し、この夏の集客を楽しみにしていたらしい・・・
屋根が飛んで、捲れてる。。。

若いおじいちゃんと男の子に会う。
写真とっているおじいちゃんの様子。

ゆるゆると野田村に戻る。

途中、小さな集落を通過する。
そこもひどい被害をうけている。
きっと復興はおくれているだろうし、物資もなかなか来ないのでは?と思う。
きっと震災後1ヶ月は道路も思うように通れず、本当に辛い生活を余儀なくされていたのでは?と想像する。

こういう小さな村々が一体いくつあるのだろう?
TVが取り上げるのは、有名人の○○○さんが、被災地へ○○○を届けにいきました〜とか、そんなのばっかりだよね。
小さな村のこと、見れていないし。
それより、宮古だって、ホテルもあるし、観光誘致ぐらいすべきでは?

各会社でやっている慰安旅行。それを全て東北にし、宴会やって、地元にお金落としていこうよ。
その宣伝をTVではやって欲しいな。
美味しいお魚もお酒もあるよ!


で、途中、観光(笑)

熊の鼻なる展望台へ登る。
綺麗。


前回の台風6度とはうって変わって、気持ちのいい夕日。


6時半、えぼし荘に到着!
7時から再びストレッチ開始!

Wednesday, 22 June 2011

八戸、野田村 3 (4−5日目)

最終日、すっかり観光。

鮫の使われていない屋根だけのトコロ、JCDNがパフォーマンスをしたという、何だかスペシャルなトコロ、種差海岸、蕪島と周り、市内へ戻る。
鯖ラーメン食べて、佐東さんは南の方へ下見に行き、私は八食センターへ一人バスで向かう。
経済に貢献し、食材を買い込み、もどったら宅配便の準備。

夜には地元の実力者にあい、いつもより早めに、警備員さんに宣言通りの12:30にはっちに戻る。


翌朝、みなさまに挨拶し、10時の新幹線に、ダッシュで間に合った!!!!


私は盛岡でおり、老人福祉施設へ向かう。
母がアクティビティを展開しているトコロ。

ここでも、椅子に座ったストレッチクラスを。


で、ぴょんぴょん舎で一人焼肉と冷麺をたべ、東京に戻る。


あー、荷物をキャリーなしで持っていったら、重かった。
肩こりちゃん。
みんなに、肩こり予防とか、教えながら、本人実は肩こりさん。
う〜ん。
これ、病気だから仕方ないの。(笑)

八戸、野田村 2 (3日目)

はい、案の定、二日酔いのお二人です。(笑)

朝から車で移動のハズが・・・朝ではなく(飲酒運転になっちゃうからね!)昼から移動。

本日は、佐東さんの運転で野田村へ。
ダブルサトウと平島というローカル色ゼロのメンバーです。


野田村までは45号をまっすぐ行くだけ。
迷う心配なし!
カーナビ起動!

野田の駅で少し買い食い(?)し、避難所に行ってみるも、やはり人は居なかった。
昨日の日記に書きそびれていたけど、80イベント終了後、帰る前に中学校柔道場と米田地区の避難所に寄り、翌日の昼間にストレッチ如何ですかぁ〜?と、謎の営業かけてみたものの、中学校は5月末で閉鎖(つまり翌日)米田地区も滞在者は少なく、昼間は家の掃除や修復に行っておるから人居ないよ、と、言われていたのでした。

なので、本日のストレッチはなくなり。

どうでもいいけど、この日、昼間で7度だったよ!
さむ〜〜〜〜〜い。


霧と雨の中(軽い台風とも言うらしい)苫屋なる、ウワサの店を探す。
山の中、アジア民族造形館の隣らしい。さっき、駅でもらってきた野田村マップが役に立つ。
そひて、あいぽんのお二人は電波なし。
どーでもいいどこもを使っている私のアホケータイが役に立つ。
マップで正確な山奥の位置確認可能! すばらしー

アジア民族造形館に到着。
おおおおおおお〜〜〜〜〜〜〜、こんなトコロが、なぜこんなトコロに!!!!
残念ながら被災のため5月末までお休み。
6月1日からオープンだって。残念ながら入れなかったけど、外観を堪能。

そして、苫屋さんへ。

こちらも、お休みだったぁ・・・・・
そ、だよね。

そして、軒下で、一服しているお二人・・・
車に戻った二人は、価値ある一服だった。。。。。と、口をそろえて言う。
なんなんじゃ、この仲の良さ。(笑)


帰り道、 特別養護老人ホームことぶき荘、デイサービスなどの施設を通過。
結構大きいな・・・と、チェクし、後ほどの展開に回す。

そして、えぼし荘という国民宿舎が避難所になっているというので、行ってみる。


村役場などの中心地から車で15分位。
車しか移動手段はない。


えぼし荘、到着。
佐東さんがスミマセン〜と入り、平島がトイレを借りに行き、私が受付の女性と話す。
一般に人が泊まることも出来るの?と私が聞いたら、女性が嬉しそうにどうぞ!!と。
ここから、話がはやい。
佐東さんが、何をしに来ているかなど概略を説明すると、まったけさんなる人物を紹介される。
彼がどうやらココのキーパーソンらしい。
ブログで自分たちの状況、必要なものなどを発信し、日本全国、いや世界から救援物資をゲットしている・・・
そして、一番びっくりしたのは、野田村入りするときに見ていたYoutubeの映像、津波が来る瞬間を映像にとっているご本人だった!!!
良かった、生きていて・・・
支援物資でPCを手にいれて、携帯の回線で情報を発信し続けている。
この村にそんなブロガーがいるとはっ!驚き。
情報格差はここまで浸透か・・・

村役場から離れた避難所で、救援物資も少なく、炊き出しも情報も少ない中、本当に多くの住民のためになっているのではないだろうか?
今必要なものは一刻一刻変わる。
行政では間に合わない。
村役場も遠く、車のないお年寄りには行かれない。
1日、数本あるバスを待つしか方法はない。

まったけさんぶろぐ

津波の映像



で、また、来ることを約束し、この日は帰る。


八戸で、こんな鯖食べたことないっ!という鯖を食べhttp://www.hachinohe-sabanoeki.com/、名物せんべい汁も頂くhttp://www.wagamama.jp/

食べ過ぎ+飲みすぎ アゲイン♪

美味しかったァ〜〜〜〜


で、ロングのレッグウォーマーをマフラーにしていたんだけど、鯖の駅に忘れる。

後日談:
そのレッグウォーマーがお店に無いかな?と電話をしてみると、『はっち』の方達だとおもったので受付に届けてあります〜っと!!
すごい!
東京ではありえないっ!!


そして、はっちの受付の方曰く、鯖の店の方が届けてくださり、フラメンコの方にお渡しください、と、言われたらしい。すげー。
で、その翌日、平島ではない地元フラメンコのイベントがあり、その方たちの手に渡ったらしい。笑ったわ。
大事なものではないし、すぐに、取りに行かなかった私のミスなので笑える、結果が面白い。

Monday, 20 June 2011

コメントだけ。

復興支援の方法って、その人の考え方とか、趣味嗜好性がすごくでるなぁ〜って、ヨコミゾさんと話し、某Pと話したりして感じるわぁ。

って、これ、ツイッターで良いじゃん、書くの。(笑)

Sunday, 19 June 2011

八戸、野田村 1

八戸入りした日の夕方、野田村でボランティア活動を活発におこなっている『チーム 北リアス』の八戸高専の河村先生、京都大学の永田先生、はっちの渡邉さんと打合せ。翌日の野田村イベントについて、概略を聞く。
渡邉さんのところには、仙台からSTOMPメンバーによるボディリズムワークショップなどを被災地で行う話など持ち込まれている様子。
この『はっち』は本年2月11日にオープンしたとのこと。その丁度1ヶ月後の3月11日には避難所となる。
被災地に向かう北からの玄関としても『はっち』には機能して欲しいなど、話す。

八戸高専の方々は、かなりの頻度で野田村に通っている様子。
ボランティア・センターを通す活動だけでなく、若い母親の為に子供と遊ぶなどを日曜日に行ってるらしい。

翌日のイベント概要・・・
80イベント(ハチマル→ハジマル→始まる)
震災から丁度、80日目。
被災者達がボランティア達に日頃の感謝をすべく炊き出しを行うという。
八戸高専の方々が、足湯+ハンドマッサージを行うので、そのとなり(?)などでストレッチを行う。
様子を見ながらワークショップやパフォーマンスに展開か???
実際のところ、まったく状況は想像できず。行けばわかるよね?という感じ。


『チーム 北リアス』とは・・・八戸市、弘前市、関西の諸団体(八戸高専、弘前大学人文学部、大阪大学、関西学院大学、京都大学、(特)
日本災害救援ボランティアネットワークなど)、および、全国の有志の皆様が中心となったボランティアネットワークです。

場所を変えての顔合わせ(?)には、八戸高専の斎先生、弁さん、大澤さんナドナド・・・把握しきれませんでした。。。ごめんなさい。


はっちの素晴らしい浴槽にユックリ浸かった後、就寝。
ネットも繋がるけど、あまり繋がらないようなフリをして、いくつかのメールはthroughする。


翌朝7時、平島さん、到着。
今回、かなり無理なスケジュールを依頼してしまった。
彼は土曜日の夜まで本番で、そのまま夜行バスに飛乗り、八戸入り。朝7時着。
そうそう、バスがちゃんと街中を通過することに前日のMTG中に気がついて良かったよ。
そうでないと、八戸駅からどうやって来てもらうか悩むところだったからね。

で、彼はいきなり『はっち』に登場し、荷物を置き、佐東さんのいれていた朝のコーヒーを飲んでいた。
ちょっと寒いので、私はお風呂に入る。

8時半、はっち出発。
弁さんの運転する車に、佐東さん、永田先生、大澤さん、平島、佐藤。
サトウが二人でメンドクサイ現場になっていた。。。
ミキさんとノリさんで、と言ったけどノリさんって・・・呼びにくいらしい(笑)

残念ながら、雨。

途中、道の駅にてお買い物。
ヤバイ。買い過ぎる。食べる物が全て美味しそうで、買いまくり。
(ココロの中で、ここにお金落とすのも経済効果♪経済効果♪といい訳しつつ・・・)

久慈という小さな街を過ぎ(後から分かるけど、ここがボランティアの本拠地となっている様子。)野田村に入る。
その、丁度境界ぐらいに瓦礫の山が。
村役場前あたりは、本当に何もない。
何もないエリアに瓦礫の山、山、山。
変な話、写真とおんなじ。この1カットだけだと、ネットでみた写真とおんなじ。
でも、こんな風景がず〜〜〜っと繋がっているのを目の当たりにし(特に2回目の宮古行き道中)これが500kmだか800kmだか続いていることを考えると、ぞ〜っとする。

ニュースで見る『今回の被災は広範囲にわたっているため・・・・が遅れ・・・・』なんだか、この広範囲というコトバだけでは、足りないような気がする。広範囲の意味をきちんと伝えられないんじゃないかしら? そんなことを考えつつ、村役場へ。

ボランティアや炊き出しの準備隊が到着する中、ワタクシ達は八戸高専の河村先生が予約されていた社会教育会館(で、あってるかな?)2階、会場へ。ここの1階ではお米を配布していた。
気温は下がっているし雨も降っている。
そんな環境の中、使う部屋はPタイルで床が冷たい。
普段はみんなが土足で出入りする部屋。小さな舞台が付いていてそこは木だけど、狭いな。。。
う〜ん・・・ここで床に座ってのストレッチは無理!っと判断。
みなさんと相談しエリアを決め、舞台上の荷物類をまとめて移動し、半分を床も使える空間に。ここはねっころがれる。
それ以外のPタイル空間は、椅子を使ってのストレッチを中心に行うことに。
それでも、靴は脱いで欲しいので、土足禁止エリアを設ける。
大掃除。ありがとう!八戸高専の生徒たち!!! こういう時人数がいると、本当に助かるっ!
一人だったら、泣いていたわ。
足湯チームもお湯を沸かして、準備ほぼ完了。
この時の予定では1セッションが30-40分のストレッチを想定。

外でセレモニーも始まり、開会のことば。
まだ、人は来ないだろうと、イベントの中心部へ行く。
そのまま、炊き出しが始まり、今のうちに少し食べましょう!と、炊き出しを頂く。
有名な中華料理の先生(?)作成の中華丼はすごい列!
なんとなく、空いている所のおうどんと、焼肉丼?をシェア。
しっかし寒いなぁ〜。
とっくりセーターに革ジャン持ってて良かった!!!

そして、食べてばかりいてはいけない。
仕事に来たんですよー。
お客さん、来るかな?

炊き出しエリアでは、久慈のアーティストによるライブが始まる様子。
ここから、社会教育会館まで、移動する村人はどれくらいいいるだろう?
まず、雨に濡れる。
地面はドロドロ、水たまり。
救いは2:46pmの地震があった時間に沢山の風船をあげるので、それを楽しみにきている人も多いということ。
と、いうことは、うま〜く誘導出来れば、時間はある・・・(この時12時頃)

誘導作戦を佐東さんと大澤さん、弁さんに託し、仙台で借りてきたマイクセットを呼びこみに使ってもらう。

何時からストレッチ〜と言っても難しそうな状況だったので、やりっぱなしスタイルに。
つまり、いつ来て入っても、いつ抜けても良いよ!という方法に。
この方法と椅子使用だったので、足湯を目的に来た人が、足湯待ちの間に参加してくれるというローテーションが出来上がる。
中には、足湯の後にも参加してくれた方々も!
嬉しー
子供が入った時は床でも。
母がかなり喜んでくれた。

そして、地元のおばあさまのお話も少しづつ聞けて。良かったー
最後に八戸高専メンバーが入ってみんなで・・・
これ、違うことやればよかったね。
はじめちょっとジャズダンスっぽい人が動きたい〜って、来たので、アイソレーションはじめてしまったのよね・・・
でも、高専チームだったら、別のことやったのに〜〜〜
アイソレーションの後に、○△□とかしたかったのに、そこまでやる時間が無くなってしまったのよねーーー
あそこで、5分でも無理にやれば良かった。後悔の巻。またいつか何処かで。

そんなこんなで、同時に最高20人以上の方がうけてくれる、椅子でのストレッチ。
2時間とちょっとやっていた感じでしょうか。
延べ人数わかりません・・・50人ぐらい?


メインイベントの風船時間前に、広場に行く。
私も風船を手にする。
2:46 ピストル音で風船を空に。
映像も撮る。


戻っておかたづけ。

そのあと、野田村教育委員会、教育長と会うことが出来た。
今回のサポートをしてくれているアメリカの会社、ブルームバーグさんからのお預かりカード(アメリカの子供たちが日本の子供達に書いた、メッセージカード)を無事に渡す事が出来、記念写真も撮れた。


途中、道の駅に再び寄り、八戸に戻る。
この時、空腹絶頂期。
お昼には炊き出しを遠慮しつつ食べただけなので、お腹が持たない・・・
栄養かりんとう、や、塩せんべいをパク付く。


八戸に戻り、荷物をはっちにおろし、そのまま弁さん奥さまご出演のジャズダンスショウに!!!
いやぁ〜
不思議な空間でショウパブ系ジャスダンス。
年齢層は10代から60代まで。
皆様、よく楽しんでいらっしゃる!
東京にはない。別のカルチャー。
いい意味で、近いね!!!


そのあと、南風堂にて再び河村先生、永田先生と合流。
お疲れ様会。
足湯+カラダホグシはいいね。


で、八戸名物、みろく横丁! へ。
佐東さんが1杯飲もう!というので、大澤さん、平島、ダブルサトウの4名で。
が、1杯が10パイ? いや、もっとか?
朝の4時半まで飲んでたーーーーー あほやぁ〜〜〜〜〜〜
平島さん、夜行で来て、寝てないでしょうにー
佐東さんだって、そんなに昨夜早くなかったよー
このおふたかた、出会って24時間たつまえから、なんだか意気投合しすぎなんですけど。
ま、いっか。
ノリがあわなくて気を使わなくてはならなくなるより、よっぽど良い。
しっかし、よく飲むなぁ・・・
(経済に貢献)

Tuesday, 14 June 2011

新潟から八戸 1

5/27 新潟 Noism 見る。
前の日にネットで安いホテルを発見して予約。
3600円ぐらいでお部屋はおまかせというパターン。
シングルでもベッド幅が1200だし、翌朝のバスターミナルも近いので予約。
シンプルで、ミニキッチン付きのツインルームだったよ。広い。

ま、部屋に帰ったのは1時30分だけどね。
夜に行った、『お一人様でもお気軽に! お刺身定食(小鉢、味噌汁、ご飯付き)+お飲み物 1500円』が、素晴らしかった。
木の大きなカウンターのあるお店で、美味しい。
12時過ぎだったのに、食事ができるのが素敵。
食事と一緒に美味しい日本酒が飲めるが良い。

周りには地元常連客しかいない。
となりの地元コジャレ系おっちゃんに、『32歳ぐらいでしょ、一人で飲みに来て、彼氏はどうしたの?』と聞かれる。
東京からです〜、って言ったら、俺だったら一人で地方になんて行かせないっって・・・、あの?仕事ですけど???と、言ったところでわかんないんだろうな。
彼氏いません〜、って言ったら、『離婚してもいいから、一度くらい結婚するように。』って、言われた。これはわからないでもない(笑)
よっぽど結婚しなさそうだったんだろうな(爆)
で、お店の人たちに、美味しい日本酒をご馳走になる。
朝鮮人参が丸ごと浸かっているお酒を馳走になる。
いい店だ。

早朝、バスターミナルのおじさんに予約表をみせて、運転手にお金はらって乗る。
仙台行き。空いてる。。。
というか、ガラガラ。
私以外に2人。仙台駅から少し増えても7人。

途中、高速とは思えない道を通る。
震災復旧作業中の看板をいくつか見かける。
内陸の方でも、一部道路に皸が入っている様子。

仙台メディアテークにて、スピーカーマイクを受け取る。
意外に大きく重いので、キャリーを近くのドン・キホーテに買いに行く。
でも、小さいのしか売っていなかった。。。大きいのないですか?って聞いいてもわかる店員はいなかった。
1Fで野菜市が行われているドン・キホーテは、ちょっと他とは違うのかな?(笑)

街中はいたって平常を取り戻した模様。メディアテークも7階部分以外はオープン済み。
図書館にはたくさんの人。
いつもこんなに混んでいるんだって。

すぐ近くの、地下にある、さやいソムリエのいる、おいしいカレーやさんを発見。
本当においしいカレーとお野菜でした。

メディアテークでは震災をどう記録するかなど、次へのステップが始まっているようだった。


で、会津若松にいた佐東範一さんと合流し、八戸へ。
道中、打合せ&野田村のお祭りや津波の映像などをyoutubeでチェック。

八戸は駅から市街地が遠いらしい。
知らなかったー
バスに乗って20-30分ぐらいかな、3日町下車。
目の前には、新しくモダンで素敵ビルが・・・
範一さん、入っていくんですけど?な、私。

どうも、ここ"はっち"が、拠点としているトコロらしい・・・

来る前の連絡に、洗面用具とか持ってきて下さいね、ホテルではなく拠点(?)とする場所に宿泊ですから・・・と、聞いていた。
私の頭の中では、NPOとかボランティアが作業着でウロウロしているような、プレハブの工事現場の現場事務所的なところ、朝の歯磨きは蛇口が1列に並んでいるような、そんな場所を想像していたのでした。。。

しかし、このはっち、親近感高いぞ!(笑)
kodomo hacchi なんて最高の空間です。大好きです。(笑)
もうネーミングから気に入り、素晴らしいスタッフ達に、建物も素敵空間で。
居心地のよい場所です。
本日、6/1までここに滞在していました〜

八戸のはっち